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昭和史の謎を追う〈下〉 (文春文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 72230 位
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| 参考価格: | ¥ 770 (消費税込)
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きめ細かな分析
著者は難しい表現を極力省き、誰にでも分かるように注意しているのだが、それでも何も知識がない人が読んだら、ちょっと難しいのではないかと思った。しかし、法学博士でもある著者だからであろう、私情を挟まずに理路整然と解説している姿勢には拍手を贈りたい。 通史ではないので、歴史の流れを捉えるには足りないが、昭和史の知識を少しでもお持ちの読者なら、断片をつなぎ合わせる楽しみはあるだろうし、なるほどとうなずく場面も多々あるはずだ。 ほとんど新説はないが、昭和史を再考する上では大変貴重な論集だと思う。 残念だったのは、何も知識がない人のために各章のはじめに事件の解説やどんな事件だったのかを少しでもあげてくれると助かると思った。しかし、膨大な数の参考文献が巻末に表記されているので、本書を読んで昭和史に興味を持ったのならば、これらの読破にチャレンジしてみても良いかも知れない。
歴史の影にも光を当てる。
各章を読むことにより、歴史の細部を知り、歴史教科書や、マスコミで取り上げられる主要な歴史認識と事実認定の危うさを知ることができる。陰謀によらずとも、人は、無知と錯覚、盲信により、容易に騙され、事実誤認し、また、自己愛とでも言うようなもので自己の正当性に固執しやすい事実を、本書を読むことで認識できる。
文藝春秋
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